皆さんは、『花椒』をご存知ですか？
『花椒(かしょう・ホアジャオ)』は、山椒に似た鼻をぬけるような香りと強い痺れが特徴で、
麻婆豆腐などの中国料理には欠かせないスパイスの1つです。
少し前までは耳馴染みのないスパイスでしたが、最近は日本でも有名になってきましたね。
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わたしたちの農場では、この『花椒』の栽培にも挑戦しています！
他に国内で栽培している例を知らないので、なんとか手探りで育てています。
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先日、成熟して赤くなった果実の収穫を行いました。
このように、『花椒』は、山椒と同じミカン科サンショウ属の植物で、木も、果実も、山椒に似ています。
ただ...
おわかりでしょうか？
この、鋭いトゲ！
山椒とは比べ物にならないほど大きなトゲがついているんです。
このトゲが、私たちを容赦なく攻撃し、少しずつ元気を削ってきます。
↑ これはきっと脇腹を刺されていますね。
↑ これは、腕を刺されています。
忘れたころにヂクヂクと刺されるものですから、常に気を張っての収穫となりました。
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トゲばかりに気を取られていましたが、成熟した花椒の実は赤く、その名の通りお花が咲いたようにきれいでした。
乾燥後も発色よく、濃いピンク色がかわいらしかったです。
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収穫した花椒は、準備ができ次第『粒花椒』として販売します。
栽培を始めて3年、まだまだ希少な存在ですが、やっと皆様に手にとっていただく日が来たことを嬉しく思います。
私たちの新しい自信作、楽しみにしていてください！
