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育った紫蘇、その先へ

農場便り

 強い日差しが照りつける日が続いていますが、畑ではたくさんの赤トンボが飛び交う姿が見られるようになりました。

 暑さの中にも、朝夕には涼しい風が吹くことがあり、少しずつ季節の移ろいを感じます。

 さて、今月はシソの収穫に入りました。

 こちらは、収穫を迎えた赤シソです!

シソ収穫04.jpg

シソ収穫03.jpg

赤紫色の葉が一面に広がり、背丈はなんと90~120㎝ほどにまで成長しています。

近づいてみると、ふわっとシソの爽やかな香りが感じられます。

最初に行うのは、刈り取り作業です。

シソ刈り取り02.jpg

根本に近い太い茎を太枝切ばさみで切っていきます。この時、葉がたくさんついている枝を切らないよう注意して進めていきます。

その理由として、次の工程で機械を使ってシソの葉をもぎ取る際に、枝をしっかりと手で持つ必要があるためです。

葉がたくさんついた枝を残しておくことで機械にかける時に枝を持ちやすくなり、スムーズに葉をもぎ取ることができます。

刈り取ったシソは、青いシートの上に集めてまとめていきます。ひとまとめにすると、重さは約15㎏!!

腕に抱えるとずっしりとした重みを感じます。

シソ洗浄02.jpg

この刈り取り作業を終え、トラックに積んだシソ達を次の作業場所へと移動します!

次は、シソの葉をもぎとる「シソモーグ」という機械を使って、枝から葉をきれいにもぎ取っていきます。

シソモーグ04.jpg

シソモーグ01.jpg

太い枝を片手で2本ずつ持ち、機械にかけていきます。

シソの枝を機械に突っ込んだり、手を引いたり、満遍なく取れるように手首を回したり...。

実は、見た目以上に力のいる作業です!

少しでも手の力が緩むと、枝ごと機械に持ってかれてしまうため、しっかりと枝を握りながら、根元近くの葉まできれいに回収していきます!

葉をもぎ取ったあとは、洗浄の工程に入ります。

シソ洗浄02.jpg

シソ洗浄01.jpg

もぎ取ったシソの葉を水の中でジャブジャブと洗っていくと、葉についていた土や細かな枝などが出てくるので取り除いていきます。

また、洗浄中にはシソの葉から出た成分によって、泡立つことがあります。

シソにはポリフェノールなどの成分が含まれており、葉を揉んだり傷つけたりすることで、渋みや苦みにつながる成分が出てきます。

これが、シソの「アク」と呼ばれるものです。このアクを取り除くことで、鮮やかな色がより際立ちます。

洗浄を何度も繰り返しながら、葉をきれいな状態へと整えていきます。

この後は、乾燥や選別などの工程を経て、私たちが扱う商品への素材へと姿を変えていきます。

七味製品の原料としてはもちろん、Kongen Sweetsのチョコレートやマカロンなどの素材にも使用されています!

ぜひ手に取ってみて下さい!

次回はゴマの収穫や赤く色づいた花椒についてご紹介する予定です。