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「暑さ寒さも彼岸まで」とは申しますが...

農場便り

当工場のある飯綱町では彼岸の中日である春分の日に吹雪に見舞われ、さらに彼岸明け後の3月24日には大粒の雪...。

春めいてきた風景を再度白く彩っていきます。

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そんな中、寒さを気にすることもなく、ビニールハウスの中では山椒苗の可愛らしい芽がひょっこりと顔を出しました。

春の植え付けを待ち遠しく感じていることでしょう。
外はまだまだ寒いので、もう少し待っててね!と言いたいところです。

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また別棟のハウスでは唐辛子の種まきが始まっています。
冬の間に唐辛子のさやから取り出した種を、ひとつひとつ丁寧に植えていく、とても根気のいる作業です。

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種まきから およそ一週間で双葉が顔を出します。
きれいに生え揃うとみんなでホッと肩をなでおろし、喜びもひとしお。

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その後 数日間続いた雨で、雪は解け、山椒畑では剪定作業も同時進行中。

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地味な作業ですが、このひと手間で樹形が整ったり、日当たりが良くなったり、

安定して収獲出来たり、病害虫の発生を軽減出来たりと、たくさんのメリットがあります。

剪定ばさみでパチンと枝を切ると、切り口には瑞々しい緑。信州の冬の寒さに耐え抜いた 山椒の生命力を感じます。

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ふと作業中に足元に目をやると、山椒畑にふきのとうが顔を出していました。

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信州の春を告げるふきのとうを発見し、改めて季節の移ろいを感じました。

長かった冬もようやく明けそうです。