5月が過ぎ、日差しと空気の湿りを強く感じられる季節になりました。
周囲の木々の緑色が深くなるなか、自社農場では雨の隙間を縫って定植を進めています!
この日はトウガラシの定植日。まずはハウスから苗たちを運び出すところから始まります。育苗ハウスでは、定植を今か今かと待ちわびる苗たちで溢れています。
トウガラシたちを積み込んで自社農場に向かうと......定植のトップバッター、シソの定植がすでに始まっていました。
今年のシソの苗はひょろっとした長い苗になってしまい、大丈夫かな......と心配していたのですが、定植してから約1か月後、赤紫色から大きな濃紫色の葉を広げるまでに成長してくれました!
このシソは8月に収穫を予定しているので、今後その様子もお伝えできたらと思います!
こちらの圃場ではゴマの定植も進んでいます。1ミリほどの種から、産毛がうっすら生えた可愛らしい姿に成長してくれました。
そして定植する圃場に向かうと......
あちらでも
こちらでも
畑いっぱいに張ったマルチへ定植している姿が見られました。
このように6月半ばまでには、5月に茶色だった畑が各々の緑に塗り替えられていき、今年度も長いようで短かった育苗シーズンが幕を閉じます。
大きな実を付けるその日まで、健やかに成長してくれることを祈るばかりです。
北信五岳に残る雪も山の頂上まで後退し、山肌の木々もくっきり見えるようになってきました。定植をしていると下を向くことが多いので、小さな生き物たちにも会える機会が増えてきています。
7月からは、また長いようで短い収穫シーズンがやってきます。来月の主役の準備も整ってきており、実りの最前線も順調そうで一安心です。
今日の自社農場の天気はあいにくの雨。明日は晴れますように......