秋も深まり、朝夕が肌寒い季節に戻ってきました。
自社農場では唐辛子と花椒の収穫最盛期を迎え、農場の隅から隅まで走り回っています。今回は、自社農場のとある一日をご紹介しようと思います。

一日は始まりは花椒の収穫から。
今年の花椒は非常に出来が良く、十分に完熟したことで果実の色や香りがとても良いものとなりました。先日、約一ヵ月半の収穫を終え、収量も想定以上の大豊作!
今年は社員総出で収穫を行ったこともあり、なんとか収穫を終えることができました。

花椒の収穫に一旦区切りを付けたら、別の圃場へ移動します。

こちらの圃場では、「三鷹」というサイズの大きな唐辛子を栽培しています。
唐辛子の収穫をしているのかと思いきや......。なんと、枝を収穫しています!


いったい何に使うのでしょうか?
......正解は、期間限定の「枝付き唐辛子」の作製に使います!


手作業で一本ずつ葉をもぎ取り、丸裸にして一つに束ねていくと......。

可愛らしい花束に!ラッピング作業も自社農場で行っています。お客様の手に取っていただけるように丁寧に包んでいきます。
枝付き唐辛子の準備ができたら、いよいよ「三鷹」の刈り取りに進みます。

株ごと引き抜き、根っこを切り落としてトラックに積み込みます。
乾燥させるために刈り取った唐辛子を吊るすと、ビニールハウスいっぱいに赤と緑のカーテンができあがりました。
唐辛子はじっくり乾燥させ、冬の作業としてカラカラになった果実をもぎ取ります。

この風景を見ると、「そろそろ10月も終わりだな......」と感じます。
圃場の半分を刈り終わると、ちょうどお仕事も終わりの時間に。この時期はあっという間に時間が過ぎていきます。今日もお疲れ様でした!
これ以外にも激辛品種のスコーピオン、辛味の無い万願寺とうがらしの収穫を進めています。


収穫を待つ唐辛子たちが圃場で呼んでいるような......。
今から「三鷹」の収穫の続きに行ってきます!