除雪で積みあがった雪の山はみるみるうちに無くなり、淡い桃色に霞んだ北信五岳が見られるようになりました。季節が一周した自社農場では、最も大切な仕事である種まきが始まっています。

トレイに詰めた土にたっぷりの水を染み込ませたら、いよいよ種まきの始まりです。

種をまくトレイの数が多いので、この日は他の部署の方にもお手伝いいただきました。種まき後は「発芽機」という機械にセットし、芽が出るのを待ちます。

大きなオーブンに鉄板をセットしているようで、なんだかパンを焼きたくなってきます。
発芽機で寝かせること4日......

トウガラシの小さな背中が見えてきました。どこに隠れているか探してみてください!
そして発芽から2週間、種をまいたトレイに立派な子葉が生え揃います。

このトウガラシの苗は自社だけではなく契約農家の方々へお渡しするため、健康な苗を無事送り出せるように大切に育てていきます!
その一方、春の大切な仕事として山椒・花椒の剪定も進めています。

冬を越えたとある晴れた日、木とにらめっこしている農場メンバーがいました。

山椒・花椒の剪定は、芽が膨らみ始めた3月下旬からスタートします。幹に向かって伸びた枝や込み合った枝、長くなった枝を木それぞれの形に合わせて切っていきます。
芽の方向を見ながら、長い枝をパチン!

実の付く枝を見極めながら、重なった枝もパチン!

最近はハシゴに乗っても届かない枝も増えてきたため、実付きが下がらない程度までしっかり剪定していきます。
新しい枝の伸びが見られるのはもう少し先。果たして想像通りの樹形になったか、その答え合わせも春だからこそのイベントだと考えています。
空気も暖かくなってきたので、自社農場を散歩していると、足元には春の名物・フキノトウが頭を覗かせていました。

これが生えたらもう春の合図。自社農場の1年がまた始まります。